システム管理者は、WindowsUpdateに失敗した利用者の問題解決を求められることも少なくありません。

WindowsUpdateに失敗してもWindowsが起動してくれれば良いのですが、そうでないときの対応方法としてセーフモードというのがあります。

PC起動時に黒い画面で「詳細ブートオプション」という表示 が出る場合は、そのメニューに従い「セーフモード」を選択して [ENTER]キーを押してください。これでWindowsがセーフモードで起動されます。デスクトップに「セーフモード」と表示されており、画面解像度も低いWindowsが起動されます。

「システムの復元」を起動することで、WindowsUpdate前の状態に戻すことができます。

「セーフモード」でも起動できないときは、「詳細ブートオプション」のメニューから「セーフモードとコマンドプロンプト」を選んで [ENTER] キーを押してください。 デスクトップ環境は表示されず、コマンドプロンプト画面だけが表示されたWindowsが起動されます。

この状態でも「システムの復元」を起動することができます。コマンドプロンプト画面で以下の通り入力します。

C:\Windows\System32\rstrui.exe
 サーバーOSの場合は「システムの復元」は利用できないようです。それでも、コマンドプロンプトが起動できれば、レジストリエディタを起動することも可能ですし、USBメモリへのファイルの救出も可能です。