運用ちゃんのblog

Linux・Windowsサーバー・PCの運用管理に役立つネタをご紹介します。

2014年02月

暗号化していないPOPサーバーであれば、以下の方法でログインができるかどうか確認できます。

WindowsでもLinuxでも telnet コマンドを使います。
telnet pop.example.com 110
+OK Dovecot Ready
USER hogehoge@example.com
+OK
PASS fugafuga

これで認証はOKでログインできました。

メールが実際にあるかどうかは

STAT

で、確認します。 

終了するときは

QUIT
 

同じようなプログラムやファイルでも実は違う、ということはよくあります。自家製のソフトウェアなら、ほんのちょっと直しただけのバージョンが多数あることでしょう。

そのようなときに、ファイルのハッシュ値あるいは拇印(フィンガープリント)というのを活用できます。

ハッシュ値は、元のデータから計算で求められる128ビット(MD5方式の場合)や160ビット(SHA-1方式)とごく短いデータで、普通は16進数表記されますので、32文字とか40文字程度です。ハッシュ値の性質として、元のデータが1ビット違っているだけでも、ハッシュ値は全く異なる文字列になるため、よく似たファイルの違いを確認するのに適しています。

Windowsには、fciv というツールがあるのですが、OSには含まれておらず以下のサイトからダウンロードすることで利用可能になります。 

http://support.microsoft.com/kb/841290 
 
使い方は簡単です。

fciv ファイル名

これで

1234567890ABCDEF1234567890ABCDEF

のような32文字のデータを出力します。

fciv は似たファイルの違いを確認する他に、ファイルを配布するときにデータの欠損や改ざんがないことを確認するためにも使えます。ファイルとハッシュ値の両方を配布し、受領した側でファイルからハッシュ値を計算し、配布されたものと同じであれば、ファイルは正しく受領できたことになります。

上記の fciv の例では MD5 という方式でのハッシュ値を計算しますが、以下のようにすることで、SHA-1 のハッシュも計算できます。

fciv -sha1 ファイル名




 

LinuxサーバーでIPアドレスを変更する場合、CentOSの場合ですが、

# cd /etc/sysconfig/network-scripts
# vi ifcfg-eth0


IPADDRESS=192.168.1.10 のようにIPアドレスを修正して保存します。
修正の反映は、以下のようにします。注意事項ですが、sshなどでリモート接続をしていると ifdownの直後に接続が切れます。コンソール接続でやって下さい。

# ifdown eth0
# ifup eth0


確認は以下の通り。

# ifconfig eth0

Windowsサービスの再起動は、「サービス」で行うことができますが、コマンドプロンプトからも行えます。

net stop サービスの名称
net start サービスの名称

ls コマンドで-l オプションをつけることでタイムスタンプを表示できます。ただし、前年の日付は西暦を表示するため、時刻がわかりません。

そんなときは

ls --full-time


とやってみます。秒より細かい単位で表示してくれます。

.. 2014-02-05 23:41:18.231507991 +0900 test

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