運用ちゃんのblog

Linux・Windowsサーバー・PCの運用管理に役立つネタをご紹介します。

2014年03月

VMware ESXi は、VMware Inc サイトからインストールイメージ(ISO形式)をダウンロードしてCDを作成、ブートしてインストールします。

しかし、一部のDELLサーバーでは、インストールに失敗します。 

DELLが、カスタマイズイメージの ISO  ファイルを提供しています。

VMware ESXi 5.1 Update 1 Recovery Image
http://www.dell.com/support/drivers/jp/ja/19/driverdetails?driverid=RD5JN

これでブートさせれば大丈夫です。

 

インターネットにつながらないというトラブル事例は、今も絶えることがなく繰り返されています。

ネットワーク経路上にあるスイッチングハブが故障した場合も、インターネットにつながらない、という問題を引き起こします。

このスイッチングハブの故障のよくあるパターンと対処方法について考えてみます。

電源が入っていない

故障により電源が入らなくなることもありますが、電源ケーブルが抜けていただけ、というしょうもない事例もたくさんあります。そのハブをつかっている複数のPCが影響しますので、ともかく共通して使っているハブを探し出すことが必要です。

電源ケーブルが抜けているのであれば、再度つないでみれば良いでしょう。電源ケーブルがきちんとつながっているのであれば、ACアダプタの故障の可能性と本体の故障の可能性の両方があります。予備のACアダプタがある場合、それに交換してみましょう。ない場合は、本体を交換します。

特定のポートが故障している

少し厄介なケースとなります。ネットワークケーブルをたどって、問題のPCが 使用しているスイッチングハブを特定しますが、電源に異常はなく、他のポートを使っての通信にも異常がないことがあります。

まず、インターネットにつながらないPCがつながっているスイッチングハブのポートを特定します。LANケーブルを抜き差しして同じポートに差し直すことで復旧する場合と、他の空きポートに差し直さないと復旧しない場合があります。スイッチングハブ全体の電源を入れ直すことで復旧してしまうこともあります。 

故障はしていないが特定のポートを閉塞している

スイッチングハブ側でポートを閉塞している場合もあります。CiscoのCatalystといったスイッチの場合、異常なパケットを受信するとそのポートを閉塞することがあります。

この場合は、閉塞されたポートを管理者がコマンドを打って復旧させないといけません。

 

インターネットにつながらないというトラブル事例は、今も絶えることがなく繰り返されています。その原因の一つがAutoIPまたはAPIPAによって 169.254.*.* というIPアドレスが割り当たってしまうことによるものです。

DHCPサーバーがLANの中に存在しない場合、PCはブロードキャストを行い169.254.*.* の範囲のアドレスを勝手に使います。

このときデフォルトゲートウェイを設定しないため、インターネットには 当然つながりません。LAN内のプリンタやサーバーにも当然ながらつながりません。 

■対処方法

まず対象のPCで、コマンドプロンプトを起動してもらい、"ipconfig" コマンドを入力してもらいます。"IP v4 アドレス" という行に "169.254" で始まるIPアドレスがあったら、AutoIP による自動割り当てが発生しています。

DHCPサーバーのダウンのこともあり得ますが、障害がLAN全体に及んでいない場合、DHCPサーバーとPCとの間の経路の問題のことが多いです。

PCが無線LANの場合、以下を疑ってみましょう。
  • いつもと違うアクセスポイントにつながってしまった。
  • アクセスポイントのLANケーブルが抜けている。
  • ブリッジモードで動作していたアクセスポイントがルーターモードになってしまった。
有線LANの場合、無線LANの場合でもアクセスポイントからの経路は有線LANですので以下も考慮してみましょう。
  • DHCPサーバーまでの間にあるスイッチングハブの電源が落ちている。
  • スイッチングハブの電源は入っているが、故障している。
  • LANケーブルやコネクタの不具合
物理的には完璧でも、DHCPサーバー側で払い出しができるIPアドレスがないため、新規にネットワークにつなぐことができない(一方、それまでにアドレスをもらったPC類は何の問題もない)ことがあります。

DHCPサーバーで、払い出し状況を確認してサーバー側で使っていない(と思われる)DHCPクライアントを削除する必要があるでしょう。

 

「プログラムと機能」から「Windows の機能の有効化または無効化」をクリックして、表示された「Internet Explorer 11」をアンインストールすると、Internet Explorer そのものがなくなってしまいます。

「プログラムと機能」で「インストールされた更新プログラムを表示」をチェックして、その中にある「Internet Explorer 11」を右クリックして「アンインストール」を選択します。

アンインストールされた後は、OS再起動が必要です。

一度アンインストールした更新プログラムは、再度自動で適用されることはないらしいですが、Internet Explorer については、インストール無効化プログラムがあります。

Internet Explorer 11 自動配布の無効化ツールキット
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=40722

適用方法は意外と面倒くさくて、自己回答形式ファイルを展開、その後コマンドプロンプトを「管理者として実行」後、以下のコマンドを入力します。

cd <展開したフォルダ>
ie11_blocker.cmd /B

参考

Windows 7 から IE 11 をアンインストールして IE 10 に戻す方法
http://fnya.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/windows-7-ie-11.html
 

Postfix の maillog 等のログファイルから、メールアドレスだけを抽出したいときがあります。安直な方法ですが、以下の方法が使えます。

grep -o "[-_a-zA-Z0-9\.]*@[-a-zA-Z0-9\.]*" maillog > address.txt

 メールアドレスの左側(ローカル部)には、かなり多様な文字を使えることになっているので、完全なものでは全くありませんし、あくまで使い捨てのスクリプトとしてお使いください。

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