Windows7以降では、ネットワークと共有センターでVPN接続を作成できます。システム管理者は、複数というよりは数十のVPN接続アイコンを持っていることもあるでしょう。

VPN接続をスピーディーに行うには、以下の設定をしておくと良いです。すでに、"vpn connection name" というVPN接続はセットアップ済みとします。

rasphone -e "vpn connection name"


  1. 上記コマンドで接続のプロパティを表示してください。

  2. 「オプション」タブに切り替えてください。

  3. 「名前、パスワード、証明書などの入力を求める」横のチェックを外してください。


(パスワードを保存しておけば、入力画面もバイパスしてVPN接続を行うようになります。)
この rasphone コマンドはVPN接続そのものも行います。

rasphone -d "vpn connection name"


この程度ならアイコンをクリックしても同じですが、このあとにリモートデスクトップ接続もコマンドラインで書くと

rasphone -d "vpn connection name"
mstsc /v:192.168.1.200
rasdial /d


VPN接続とリモートデスクトップ接続を順に実行し、リモートデスクトップウィンドウを閉じるとVPNを切断します。

これくらいでも自動化しておくと日々の運用管理が楽になります。