運用ちゃんのblog

Linux・Windowsサーバー・PCの運用管理に役立つネタをご紹介します。

カテゴリ: ネットワーク

YAMAHA製のルータはコストパフォーマンスが良いので広く使われています。ファームウェアのバージョンアップは、インターネットに接続されている環境であれば以下のコマンドで簡単にバージョンアップができます。

router> administrator
router# http revision-up go 

元々のルータ設定によっては、インターネット経由でのバージョンアップを一時的に有効にする必要があるでしょう。

router# http revision-up permit on

バージョンアップが完了すると、ルータが自動的に再起動します。

インターネットにつながらないというトラブル事例は、今も絶えることがなく繰り返されています。

ネットワーク経路上にあるスイッチングハブが故障した場合も、インターネットにつながらない、という問題を引き起こします。

このスイッチングハブの故障のよくあるパターンと対処方法について考えてみます。

電源が入っていない

故障により電源が入らなくなることもありますが、電源ケーブルが抜けていただけ、というしょうもない事例もたくさんあります。そのハブをつかっている複数のPCが影響しますので、ともかく共通して使っているハブを探し出すことが必要です。

電源ケーブルが抜けているのであれば、再度つないでみれば良いでしょう。電源ケーブルがきちんとつながっているのであれば、ACアダプタの故障の可能性と本体の故障の可能性の両方があります。予備のACアダプタがある場合、それに交換してみましょう。ない場合は、本体を交換します。

特定のポートが故障している

少し厄介なケースとなります。ネットワークケーブルをたどって、問題のPCが 使用しているスイッチングハブを特定しますが、電源に異常はなく、他のポートを使っての通信にも異常がないことがあります。

まず、インターネットにつながらないPCがつながっているスイッチングハブのポートを特定します。LANケーブルを抜き差しして同じポートに差し直すことで復旧する場合と、他の空きポートに差し直さないと復旧しない場合があります。スイッチングハブ全体の電源を入れ直すことで復旧してしまうこともあります。 

故障はしていないが特定のポートを閉塞している

スイッチングハブ側でポートを閉塞している場合もあります。CiscoのCatalystといったスイッチの場合、異常なパケットを受信するとそのポートを閉塞することがあります。

この場合は、閉塞されたポートを管理者がコマンドを打って復旧させないといけません。

 

インターネットにつながらないというトラブル事例は、今も絶えることがなく繰り返されています。その原因の一つがAutoIPまたはAPIPAによって 169.254.*.* というIPアドレスが割り当たってしまうことによるものです。

DHCPサーバーがLANの中に存在しない場合、PCはブロードキャストを行い169.254.*.* の範囲のアドレスを勝手に使います。

このときデフォルトゲートウェイを設定しないため、インターネットには 当然つながりません。LAN内のプリンタやサーバーにも当然ながらつながりません。 

■対処方法

まず対象のPCで、コマンドプロンプトを起動してもらい、"ipconfig" コマンドを入力してもらいます。"IP v4 アドレス" という行に "169.254" で始まるIPアドレスがあったら、AutoIP による自動割り当てが発生しています。

DHCPサーバーのダウンのこともあり得ますが、障害がLAN全体に及んでいない場合、DHCPサーバーとPCとの間の経路の問題のことが多いです。

PCが無線LANの場合、以下を疑ってみましょう。
  • いつもと違うアクセスポイントにつながってしまった。
  • アクセスポイントのLANケーブルが抜けている。
  • ブリッジモードで動作していたアクセスポイントがルーターモードになってしまった。
有線LANの場合、無線LANの場合でもアクセスポイントからの経路は有線LANですので以下も考慮してみましょう。
  • DHCPサーバーまでの間にあるスイッチングハブの電源が落ちている。
  • スイッチングハブの電源は入っているが、故障している。
  • LANケーブルやコネクタの不具合
物理的には完璧でも、DHCPサーバー側で払い出しができるIPアドレスがないため、新規にネットワークにつなぐことができない(一方、それまでにアドレスをもらったPC類は何の問題もない)ことがあります。

DHCPサーバーで、払い出し状況を確認してサーバー側で使っていない(と思われる)DHCPクライアントを削除する必要があるでしょう。

 

ファイルを送るときにメールを使うことは現在でもよく行われています。

デジタルカメラでとった写真、複合機でスキャンした書類など、ファイルも大容量になってますので、送れないということもあり得ます。

メールソフトでエラー表示がでる

自分の会社やプロバイダーで使っているメールサーバーでサイズ制限をかけている場合は、送信が完了しないことが起こりえます。ダイアログメッセージでエラーの原因を表示してくれているでしょう。

エラーメールが送られてくる

送信は完了するのですが、エラーメールとして配信不能としてメールが戻ってしまう場合は、送り先のメールサーバーが制限をかけています。英語のメールが来ることも多く、読まずに何か英語のメールが来ていると助けを求める人もいます。

どうすればいいのか

ファイル圧縮ソフトは大抵の場合役に立ちません。デジタルカメラの写真はすでに圧縮済みだからです。

メールの分割送信機能もお薦めできません。メールソフト相互での互換性が低く相手が受け取ってもファイルを復元できない可能性があります。

複数のファイルを送ろうとしているのであれば、ひとつひとつ送るのが良いです。

ファイル1個のサイズが大きすぎるなら、写真ならば画質を落とす、カラーでスキャンしたものはモノクロにする、ページ数の多い資料なら分けてスキャンしてファイルを分割します。

添付ファイルのサイズ制限の計算

メールサーバーのサイズ制限は、「添付ファイル」ではなく、「メール全体」に適用されます。

しかし、10MBのサイズ制限だから9MBのファイルを送れるかというと、そうはいきません。

添付ファイルが実際にメールで送られるときは、BASE64という方法でデータは文字データに変換されます。この変換によって6ビットのデータは8ビットに増えてしまいます。つまり、ファイルサイズは33パーセント増しになります。

10MBの制限があるのなら、7.5MBのファイルは本文含めて10MBを越えてしまい添付できません。

また、相手が先メールサーバーのサイズ制限はエラーメールに記載されていないことが多いです。相手に確認する必要があります。


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