運用ちゃんのblog

Linux・Windowsサーバー・PCの運用管理に役立つネタをご紹介します。

カテゴリ: Windows

リモートデスクトップはシステム管理者の必携のツールです。

ドメイン環境にあるPCから他のPC・サーバーにリモートデスクトップでログオンをする際、ネットワークレベル認証が有効だと、自分のドメインにログオンしようとします。

ドメインに参加していないコンピューターの  administrator にログオンしたい場合、単に

administrator

とアカウントに入力すると、自分のドメインにログオンします。ローカルコンピューターとしてログオンする必要があるときは、ユーザー名として

コンピューター名\administrator

とすることになっています。でも正確なコンピューター名は覚えていない場合はどうすればよいでしょうか。 

\administrator

と入れればよいです。 

Windows7以降のデスクトップにショートカットをたくさん(4個以上)置くと「システムメンテナンス」機能により、勝手にショートカットがすべて削除されてしまう、という怪現象があります。

この設定は無効にできるのですが、何度やっても設定する場所が記憶できません。以下の場所が設定画面の在り処です。
コントロール パネル\すべてのコントロール パネル項目\トラブルシューティング\設定の変更
ここで「コンピューター保守」項目を確認してください。
「有効」から「無効」に変更して「OK」ボタンをクリックして下さい。

設定を変更しない場合は、デスクトップに置くショートカットの数を3個以下にすることで回避できます。
また、デスクトップに「ショートカット入れ」なるフォルダを作り、そこにショートカットを入れる分には個数の制限はありません。


 

システム管理者は、WindowsUpdateに失敗した利用者の問題解決を求められることも少なくありません。

WindowsUpdateに失敗してもWindowsが起動してくれれば良いのですが、そうでないときの対応方法としてセーフモードというのがあります。

PC起動時に黒い画面で「詳細ブートオプション」という表示 が出る場合は、そのメニューに従い「セーフモード」を選択して [ENTER]キーを押してください。これでWindowsがセーフモードで起動されます。デスクトップに「セーフモード」と表示されており、画面解像度も低いWindowsが起動されます。

「システムの復元」を起動することで、WindowsUpdate前の状態に戻すことができます。

「セーフモード」でも起動できないときは、「詳細ブートオプション」のメニューから「セーフモードとコマンドプロンプト」を選んで [ENTER] キーを押してください。 デスクトップ環境は表示されず、コマンドプロンプト画面だけが表示されたWindowsが起動されます。

この状態でも「システムの復元」を起動することができます。コマンドプロンプト画面で以下の通り入力します。

C:\Windows\System32\rstrui.exe
 サーバーOSの場合は「システムの復元」は利用できないようです。それでも、コマンドプロンプトが起動できれば、レジストリエディタを起動することも可能ですし、USBメモリへのファイルの救出も可能です。
 

リモートデスクトップ接続はシステム管理者(というかヘルプデスク担当者でしょうか)の強い味方ですが、デフォルトでは有効になっていません。

PCの利用者に管理権限があれば、以下の手順で有効化できます。
  1. 「スタート」メニューから「コントロールパネル」を選んでください。
  2. 「システム」またはを選択してください。
  3.  (カテゴリ表示の場合は「システムとセキュリティ」を選んだ後「システム」を選択してください)
  4. 「リモートの設定」をクリックしてください。 
  5. 「リモートデスクトップを実行しているコンピューターからの接続を許可する」にチェックして下さい

問題は、利用者に管理者権限がない場合です。管理者用のアカウントやパスワードを遠隔地にいる操作者に伝えずに行うには、TeamViewerというリモートサポート用プログラムを使い以下の手順で有効化できます。
(管理者自身のPCには TeamViewer 最新版がインストールされている必要があります)
  1. 遠隔地にいる操作者には自分のアカウントでログオンしてもらってください。
  2. 以下の手順でブラウザを起動して TeamViewerQS をダウンロードさせて実行させてください。
  • ブラウザで http://www.teamviewer.com にアクセスしてください。
  • 上側メニューから「ダウンロード」をクリックし、「すべてのダウンロード」を選んでください。
  • 「TeamViewer QuickSupport(顧客向けモジュール)」の「ダウンロード」ボタンをクリックして下さい。
  • ダウンロードが終わったら「実行」ボタンをクリックし、プログラムを起動してください。
  • IDとパスワードが表示されるので、教えてもらって接続して下さい。

以下遠隔側PCでの手順です。
  1. 「コマンドプロンプト」を起動して、以下の通り入力してください。(管理者アカウントはここでは administrator と仮定しています)
    runas /user:administrator regedit
  2. レジストリエディタが起動されたことを確認してください。
  3. 以下のレジストリを確認してください。
    HKEY_LOCAL_MACHINE の下、SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Terminal Server
  4. 右側に fDenyTSConnections エントリがあることを確認してください。
  5. 値を0にしてください。
  6. レジストリエディタを終了して下さい。
  7. コマンドプロンプトウィンドウを閉じてください。

システム管理者の種類にもよりますが、クライアントPCにJavaをインストールすることも仕事の一部である場合があります。PCでJavaが必要な理由も色々ありますが、ブラウザ上で業務で必要なJavaアプレットを動作させることが目的のこともあるでしょう。

何らかの理由で、Javaアプレットが動作しなくなり、Javaをインストールしなおしても改善しないことが発生します。以下の状況で発生しうると考えられます。
  1. 64ビット版Windows7で、Internet Explorer は9以前
  2. 32ビット・64ビット両方のJavaをインストール
  3. 32ビットのJavaコントロールパネルで「ブラウザでJavaコンテンツを有効にする」がチェックされていない
  4. Internet Explorerは32ビット版を使用
この問題を理解するには、以下の知識が必要になります。
  1. Windows7には32ビット版と64ビット版がある。
  2. Javaには32ビット版と64ビット版がある。
  3. Internet Explorer 9 までは 32ビット版と64ビット版があり、64ビット版のWindows7では両方が利用できる。
  4. 64ビット版のWindows7には、32ビット版と64ビット版両方のJavaをインストールできる。
  5. 32ビット版のJavaをインストールすると32ビット版のInternet Explorer で Javaアプレットが実行できるようになる。
  6. 64ビット版のJavaをインストールすると64ビット版のInternet Explorer で Javaアプレットが実行できるようになる。
  7. インターネットショートカットで実行できる(すなわち「既定のブラウザー」となっている)Internet Explorerは32ビット版であり、64ビット版は実行できない。

Javaアプレットの利用を制御するにはいわゆる「Javaコントロールパネル」を使用します。
Javaコントロールパネルを起動し、「セキュリティ」タブをクリックすると「ブラウザでJavaコンテンツを有効にする」というチェック項目(初期値はチェック状態である)があり、これをオフにするとJavaアプレットを利用できなくなります。

同時にInternet Explorerの「アドオンの管理」(「ツール」→「インターネットオプション」で「プログラム」タブを選択)でJava Plug-In SSV Helper および Java Plug-In 2 SSV Helper が非表示となり、Internet Explorer からは操作できなくなります。

問題は、両方のJavaがあるときに、32ビット側の設定にアクセスできない(普通の人は)ことです。
  1. 64ビット版のJavaをインストールすると、「コントロールパネル」に「Java」という項目ができる。 
  2. 32ビット版のJavaをインストールすると、「コントロールパネル」に「Java(32ビット)」という項目ができる。
  3. 両方のJavaがインストールされているときは、「コントロールパネル」に「Java」のみが表示される。
  4. 「スタート」メニューからも、コントロールパネルのJava相当の機能が利用できるが、両方のJavaがある環境では64ビット版が優先される。
  5. Javaコントロールパネルは、C:\Program Files\Java\jre7\bin\javacpl.exe が64ビット版、C:\Program Files (x86)\Java\jre7\bin\javacpl.exe が32ビット版。
  6. 両方のJavaがインストールされている環境で、32ビット版のJavaコントロールパネルを起動するには、直接パスを起動する必要がある。
  7. 「ブラウザでJavaコンテンツを有効にする」チェックボックスは基本的にはどちら側のJavaコントロールパネルで操作しても、もう一方の設定が連動されるが、例外的な動きもあり、一方ではチェックボックスが選択、他方では非選択にできる。
  • 32ビット版のJavaコントロールパネルで、チェックボックスを非選択にし「OK」をクリックする。
  • 64ビット版のJavaコントロールパネルを開き、チェックボックスを選択し「OK」をクリックする。このとき、下図のように「(このユーザーに対してのみ無効)」という意味不明の注釈が現れることが特徴。
  • 32ビット版では、「ブラウザでJavaコンテンツを有効にする」チェックボックスは非選択のままになる。javacpl

両方が入っている状況下で、システム管理者の助けを求める人が32ビット版のJavaコントロールパネルを見つけることはないと思いますが、以下のシナリオはどうでしょうか?

  1. 最初は、32ビット版Javaだけがあり、何らかの理由で「ブラウザでJavaコンテンツを有効にする」チェックボックスが外れた。
  2. 問題解決のためJavaを最新版にアップグレードしようとして、64ビット版の Internet Explorer を起動して java.com サイトから64ビット版Javaをダウンロードしインストール。
  3. 64ビット版では、インストール時にJavaアプレットは有効になっているので、java.com サイトで提供している「バージョンの確認」用Javaアプレットは問題なく実行できる。
  4. 業務アプリはインターネットショートカットになっており、32ビット版のInternet Explorer が起動する。
  5. 32ビットのJava側はJavaアプレットが依然として有効でないため、問題は解決しない。
  6. Javaコントロールパネルを見ても、今や64ビット版Javaの設定しか見えないので、32ビット版のみの問題が解決できない。
 長くなりましたが、Javaアプレットと戦っているシステム管理者の役に少しは立てば幸いです。 

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